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大航海時代 Onlineの冒険と旅行記
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馬のような鳥

ダチョウ

写真は、喜望峰で遭遇したダチョウ。
アフリカを旅行中、何度か目撃していましたが、喜望峰に生息していることは知らなかったので、突然、至近距離から現れた巨体に驚かされました。

ダチョウダチョウは、オスの羽毛が黒色、メスの羽毛が褐色をしており、写真のダチョウはメスということになります。

1頭のオスに対し、2〜3頭のメスで群を作るそうで、
辺りを見渡してみると、少し離れた場所に、オスのダチョウ1頭と、メスのダチョウ2頭を見つけることができました。

ダチョウの繁殖方法は変わっていて、群の中で最も強いメスが先に卵を産み、その周りに他のメスが産卵するそうです。
こうすることで中心の卵を外敵から守っているのです。
抱卵と育児は、最も強いメスが行い、その間、その他のメスは、別のオスの群に移ることもあるそうです。


モッセル湾の内陸100kmには、ダチョウ産業の盛んな街オーツホーンがあります。
ここでは、様々なダチョウ製品が取扱われ、ダチョウライドができる牧場もあります。
ダチョウの走行速度は、長距離走行時で50km/h、最高速度は70km/hに達し、1歩のストライドは7mにもなるそうです。


世界最大の飛べない鳥として有名なダチョウですが、実は、このような走鳥類は、他にも数種存在しています。
オーストラリア全土に生息するエミュー。オーストラリア北東部とニューギニアの熱帯雨林に生息するヒクイドリ(火喰い鳥)ことカソワリー。南米アンデス山脈の高原に、僅かに生息するレア。
これらと比べるとかなり小型ですが、ニュージーランドのキーウィも走鳥類に属しているそうです。

さらにGVOでは、絶滅種で、ニュージーランドに生息した、体高4mのモア。
マダガスカル島に生息したエピオルニスも発見物として登場しています。

獣脚類の恐竜が鳥へと進化しましたが、走鳥類は、再び飛翔能力を失い二足歩行に戻ったんですね。モアの巨体を想像すると、恐竜への先祖返りを連想してしまいます。
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